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電子光学、電子銃、Surfi-Sculpt®を含む、TWIでの電子ビーム溶接
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電子ビーム溶接/EBW

TWIでは真空室内の電子ビーム溶接/EBW、および関連の多彩な製品やサービスを提供しています。

標準的なEBWは真空室内で行われるため、クリーンな環境という長所を活かしつつ高品質、高生産性、低歪みの溶接接合が提供されます。また電子ビーム溶接は自溶性のため、接合部は母材金属成分とその性能が維持されます。

TWIはEBWの新技術開発に積極的であるとともに、以下のような多彩な出力レベルでの標準型真空室内EBWの展開も積極的に行っています。

高出力 ― 高加速電位(最大150kV)、高ビーム出力(最大100kW)を使用した厚板金属の溶接で、最大250mm厚スチールの溶け込み、安定した溶接キーホールを生成します。応用分野としては、電力部門、核廃棄物のカプセル化、重工業での付加価値化などで多く用いられます。ステンレス鋼や炭素マンガン鋼の他、銅/ニッケル基超合金の溶接にも一般的に使用されます。

中出力 ― EBWを主に使用するのは、航空宇宙と自動車の産業部門です。ここでは、溶接の溶け込み厚は一般に1~20mmとなっています。タービンエンジンドラム、制御アクチュエータ、熱交換器、ギアクラスター、ターボチャージャー内の溶接は一般的であり、また石油/ガス産業では計装アセンブリの溶接・密閉が行われます。EB溶接は、溶接される厚みを通して一貫した非常に局所的な入熱によって行われるため歪みが少なく、部品を最終寸法/形状に極めて近く溶接できるというメリットがあります。

低出力 ― EBW溶接機は、加工対象物への照射サイズが20µmという、きわめて微細で集束したビームを発生できるものがあります。このようなビームは、非常に細かな溶接、切断、穿孔、その他の形体を作るため効果的に使用できます。高出力の場合と同様に、この溶接はキーホールによるプロセスでパルスビームの使用により、溶融池材料の除去・蒸発が制御され実現されます。

真空室に収まらない大型アプリケーションのためには、TWIは真空室外の局所真空溶接を提供します。この技術は、圧力容器や洋上風力タワーの基礎構造などのアセンブリを溶接する場合に使用できます。

他のサービスには、溶接の実行可能性の判断、詳細な手順開発、およびBeamAssure™などの最新式品質保証ツール、Surfi-Sculpt®などの表面エンジニアリング技術の提供などがあります。

詳しくは、こちらまでお問い合わせください。