TWIはトレーニング、設備、専門アドバイスなど、ポリマーの溶接に関するさまざまなサービスを提供しています。
TWIは、プラスチック溶接のより広く使用されるプロセスをカバーした、包括的な知識ベースを構築しています。また、高品質と高い生産性が可能な、革新的技術の開発を先導してきました。
私たちは熱可塑性材料をどのように適用する場合でも、最適な接合技術に関する偏りのないアドバイスを提供できます。
専門サービスと設備
TWIはメンバー企業に以下のような専門サービスと設備を提供します。
- 全プロセスのための溶接装置
- プラスチック溶接に関する非破壊/破壊試験 ― パイプ全体の引張破壊試験装置を含む
- 極限環境でのポリマー試験設備
- プロセス見直しと最適化
- 障害調査
- 何年もの経験と、産業部門横断的な知識とつながりを持った人員
- TWIの工業訓練/認定課程によるプラスチック溶接トレーニング
- プラスチック部門のIndustry Updates
プラスチック溶接が関係するアプリケーションは、大量生産の家庭用電気器具の組み立てからパイプラインの建造まで、またフィルムや繊維の高速溶接から医療器具の精密溶接までにわたります。またその方法も、超音波/ホットガス溶接などの確立されたプロセスから、レーザー/赤外線エネルギーを使用した先進技術まで多岐にわたっています。
技術課題
TWIが焦点を当てている現在の技術課題:
- 異種材料の溶接 ― 異種プラスチック間、プラスチックと他の材料
- 三次元溶接
- 高温ポリマーの溶接
- 溶接の寿命予測
- 繊維の軟トシーム溶接
- 溶接形態の管理
最近のプロジェクト:
- Altex(PDF) ― 防水服、ベッド製作用、レーザー溶接による繊維接合
- Leapfrog ― 天然および合成繊維の自動レーザー溶接
- Vascutek(PDF) ― 繊維製人工血管による代替血管
- PolyTank ― ポリエチレンシート内接合のフェーズドアレイ超音波非破壊検査(NDE)の開発
- Powerweave ― 電気エネルギーを発生・蓄電する繊維の開発 ― 太陽光発電蓄電のための繊維形状の製作から、自立電源として使える材料の製造・評価まで
- PolyTest ― プラスチックパイプ内接合のためのフェーズドアレイ超音波NDE
- 埋設処理施設の品質・信頼性の向上のための、現場溶接作業員のトレーニングと認定
- 稼働中不具合の防止を目的とした、成形プラスチック部品に対する溶接手順の評価と設計ガイドライン ― 3日間の訓練課程と新たな専門BSI分科委員会の設立という結果を得る
- ポリエチレンの突合せ溶接の強制冷却
- プラスチックの摩擦撹拌溶接 (FSW)
このような多様なプロジェクトは、ポリマーグループの豊富な装備と人員を際立たせています。
標準化活動
TWIの代表が以下の委員会に参加しています。
- BSI PRI/80(熱可塑性材料の溶接)
- CEN TC249/WG16(熱可塑性材料の溶接)
公開規格:
EN 12814-5:2000 (肉眼検査)
EN 13067:2012 (溶接士認定試験)
EN 14728:2005 (欠陥の分類)
EN 16296:2012 (欠陥の品質レベル)
策定中規格:
プラスチック溶接管理者 ― 職務、責任、知識、技能、資格
熱可塑性材料の溶接手順の仕様
- AWS G1A (熱風/突出し溶接)
公開規格
AWS G1.6:2006 (プラスチック溶接検査士の認定)
AWS G1.10:2001 (熱風/突出し/加熱ツール突合せ溶接の評価) - AWS B2F (プラスチック溶接資格認定)
公開規格
AWS B2.4:2012 (熱可塑性材料に対する手順技術認定)
- ASTM F17 (プラスチック配管システム)
- EWF WG A2.4 (プラスチック溶接士認定)
公開規格
EWF 581-01 (プラスチック溶接士の教育/試験/検定要件)
- ASME
公開規約
BPV III WG HDPE Materials
BPV IX SG Plastic Fusing
SWG HDPE Stakeholders
策定中規約
クラス3埋設ポリエチレン配管の敷設規則
詳しくは、こちらまでお問い合わせください。